【キノコ公園】井の頭自然文化園
雨の平日ということもあり、入園客がほとんどいない園内でキノコを探す30も半ばの女が一人。
探している最中、産気づいている鹿を発見し係員さんに報告したりとかして興奮しつつ、
しっとりと雨に濡れた静かな園内に、それは生えていました。
カサのスリットや、ちょっと細長のスリムなツボもなかなかいい形ではないか。
茶色のカサはよく観察すると、以前の色(赤や黄色)がところどころに見え、水玉模様も浮かび上がっている。
そう、茶色に塗り替えられる前は、それぞれ赤と黄色のカサでカラフルな水玉模様という、派手なキノコだったのだ。
塗り替えによって、違うキノコに様変わりしてしまう。それが公園キノコの面白いところ。
以前の面影を想像しつつ、目の前にある雨に濡れて艶かしくぬらぬらと光る茶色のキノコを堪能したのでした。
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■井の頭自然文化園