トヨスノコシカケ
トヨスノコシカケ。そう、豊洲にあるキノコ型の腰掛け(スツール)です。
↓シャフトに生えた紫と黄緑色の、トヨスノコシカケ。
かつて豊洲の地にあった造船工場等で使用されていた産業遺構に宿ったエネルギーを得て、新しく生まれてきたキノコをイメージしたベンチをデザインしました。分解者であるキノコによって、残されたもの(過去)を分解し次のもの(未来)へとつなげていく。
産業遺構は豊洲の街の歴史を、そしてキノコの生命力は、豊洲の街の成長性を象徴します。歴史(過去)が育んだ新しい生命(未来)を表現したベンチです。
とても素敵な作品だと思います。
↓コンセプトが記されたプレート。
豊洲に来たら、ちょっと腰掛けて一息ついてみてはいかがでしょうか。